私の中では長門川と将監川は、何となく名前を聞いた事があって霞ヶ浦に向かう途中真っ暗な道の途中で「この川なんだろう」くらいの認識でしたが、数回ボートを出してみたので少しわかったことだけ書いてみます。
- 利根川と印旛沼につながる河川
- 安心してボートが出せるスロープ
- 豊富なショアラインのカバー
- レンギョも多い
利根川と印旛沼につながる河川
長門川は利根川と印旛沼をつなげている利根川水系の一級河川。利根川の水位によって印旛沼の水質、利根川の水質にそれぞれ影響されるそうです。
将監川は長門川マリーナのある場所で長門川と接続しています。1912年に洪水対策の一環として、将監川締め切り工事が行われて現在の姿になっているようです。
利根川とつながっていることで潮位の影響を受けてシーバスも生息しています。
安心してボートが出せるスロープ
長門川マリーナは長門川と将監川が接続するところにあるので、どちらか好きなほうで釣りができます。 スロープ利用料も1,000円とリーズナブル。トイレ、シャワー、飲み物の自動販売機もあります。駐車スペース、ボートの準備、入水など安心できるのはとっても良いです。
特に駐車する場所は近隣の方へ配慮が必要ですし、長門川マリーナを利用すると気持ち的にも安心できます。迷惑にならないようにボートでもおかっぱりでも気をつけたいですね。
豊富なショアラインのカバー
霞ヶ浦の流入河川とはショアラインの様子が違ってブッシュが多い印象。「草」ではなく「木」といった感じです。
私は詳しく理解できてないですが、潮の影響を受けて水位が変動するあたりも興味深いです。 これも水位によって冠水する、しないがあるんでしょうね。
バンク近くでも水深のある場所があったりするので、釣りをするには楽しいです。
レンギョも多い
それよりもいちばん印象に残ったのはレンギョ?ハクレン?の多さです。
巨大なレンギョに数回スレ掛かり。ボート際でいきなり自分から見て横方向へ走られビビります。ネットで調べたらハクレンは植物性プランクトンを食べるので、アオコも食べるようです。
4月中旬に行ったときにはレンギョらしき魚の死体が大量に岸に打ち寄せられている事もありました。この現象は霞ケ浦周辺でも時期によって見かけますね。原因は不明ですが気になるところです。
比較的メジャーな場所のようですが簡単ではないです。地形変化、豊富なカバーなど楽しい場所ですので興味があればぜひ。